臨床の現場から(北海道中央) ・・・ 後輩へ送るミニレター ・・・

Q 臨床獣医師として、やりがい、生きがいを感じることは?

自分で悩み考えて治療を行った結果、快方に向った時や繁殖治療・人工授精を実施した牛が妊娠した時にやりがいを感じます。まだまだ自分の経験・知識不足で「なんだこれは?」と思うことや「あの牛でこういう検査や別の治療をすればよかった」と反省することも多々ありますが、教科書や先輩獣医師などに頼り、手探りながらも一歩ずつ進んで行こうと頑張っている日々です。難産で子牛・親牛ともに元気に分娩介助ができたときには凄く大動物獣医師を選んで良かったなと感じます。

Q これからの希望は?

今はまだ経験と知識不足から自問自答を繰り返し、いろんな文献と睨み合う毎日です。自分のベースとなる経験を持ち、農家さんにも安心していただけるようになる事が当面の目標です。また、自分で疑問も持ったこと、農家さんが困っていることに関してとことん調べ、いずれは研究や発表まで行えるようにもなっていきたいと考えています。臨床の世界は分からないことが多い、だからこそ面白いと思います。まだまだ発展途上の自分ですがチャレンジ精神を忘れずに頑張っていきます。

Q 後輩へ一言、アドバイスをお願いします。

私は大学5年生の春に北海道のNOSAI家畜診療所の実習に参加することで、大動物臨床の世界、北海道という土地に憧れを抱き北海道での臨床獣医師を希望しました。大学6年間は長いようで短いです。獣医師は小動物、大動物、公務員等多岐にわたる分野です。少しでも気になる分野や場所には是非とも実習に行き、そこでの暮らしや働いている自分の姿を想像してみてください。
牛の臨床は私が大学生の頃に考えていたよりも奥深く興味をそそられる分野です。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。




Q 臨床獣医師として、やりがい、生きがいを感じることは?

就職して一年目も終わりに差し掛かっていますが、診療では農家さんに迷惑をかけたり先輩獣医師のお世話になることばかりです。時には厳しい指導を受けて凹むこともありますが、穏やかな農家さんや先輩獣医師の手厚いサポートの存在があるので失敗を恐れずに診療ができます。このような環境で多くの症例に挑戦でき、自分の技術を身に付けられることはとてもやりがいがあります。

Q これからの希望は?

毎日の診療を一人でこなせるようになるのが目標です。まだまだ未熟で自分の診療に粗の多さを実感します。まずは形だけでも的確に診断・処置する技術を身に付け、その後は自分の技術にさらなる磨きをかけていきたいです。生意気ですが経験と知識を積み重ね将来的には研究や発表にも積極的に挑戦し、より深い技術を身に着け、畜産業の変化に合わせた獣医療を提供できるようになりたいです。

Q 後輩へ一言、アドバイスをお願いします。

獣医学生の職場見学といえば多くの人は公務員、NOSAIあるいは小動物病院に行かれると思います。そういう私も4年生の時にNOSAI実習に参加して産業動物診療のおもしろさや職場環境の良さに魅力を感じて一発で就職を決めてしまいました。しかしながら獣医師の職域の広さは言うまでもなく、産業動物診療一つとってもJA、NOSAI、企業、開業などいろいろな働き方があります。社会人になってそれを更に実感します。幸運にも私は就職先のミスマッチは起こりませんでしたが、みなさんは是非とも広くアンテナを張り巡らせ時間のある学生時代にいろいろな職場へ実習に行き自分に合った就職先を見つけて欲しいと思います。それが北海道内のNOSAIであれば幸いです。