臨床の現場から(みなみ北海道) ・・・ 後輩へ送るミニレター ・・・



Q 臨床獣医師として、やりがい、生きがいを感じることは?

自分の治療した牛が良くなったり、人工授精した牛が妊娠していたりして、農家さんから「ありがとう」と笑顔で言っていただけた時にはとても大きな喜びを感じます。また、車で往診に行く大動物臨床では、現場に着いてしまえば基本的には一人で考え治療しなければならず、これで良いのかと悩みながら診療することも多いですが、その難しさもこの仕事だからこそ経験できるものだと思います。今の自分にできる最大限の診療を心がけ、日々頑張っています。

Q これからの希望は?

まだまだ未熟なことだらけで、診療所の先生方や農家さんに助けていただき、迷惑をかけてばかりの日々です。まずは早く一人前の知識と技術を身につけ、農家さんに頼っていただけるような獣医師になりたいです。そして温かく見守って下さる農家さんに少しでも恩返しができるよう、将来的には治療だけでなく予防についても知識を増やし、病気を少なくする手助けができればと思っています。

Q 後輩へ一言、アドバイスをお願いします。

私は大動物を含め様々な実習に参加させていただきましたが、なかなか進路を決められず、先生や先輩にアドバイスをいただいたり、既に進路を決めていた同期に志望理由を聞いてみたりしました。あくまで最終決定は自分の意思ですが、迷っているのならいろんな人の意見を聞いてみるのも良いと思います。人と話しているうちに自分が何をやりたいのか気づくこともあります。大学には経験豊富な先生、頼りになる先輩、同じ悩みを持つ同期がたくさんいるので、是非いろんな人と話し、自分の進路をじっくり考えてみてください。





Q 臨床獣医師として、やりがい、生きがいを感じることは?

大動物診療ではその場でできる検査はかなり限られています。血液検査も診療所によっては検査機器がなく、結果が出るのに数日かかります。その中で私たちは触診や聴診などを用い、動物種や年齢・自身の経験などから病態を推測し治療します。時には診断を間違うことや、利益を考えて治療しないことを選択する場合もあります。自分の判断が農家の損害や家畜の生死に直結するため、そこには大きな責任が伴います。それでも常に意識し緊張感を持って診療することに、やりがいや楽しさがあると思います。

Q これからの希望は?

ようやく普段の業務には慣れてきましたが、就職したとき以上に知らないことやできないことが多いと感じています。いつかは新しい診断法や治療法の研究、学会での症例報告などしていきたいと考えていますが、まずは診療業務を一人前にこなせるようになってからなので、もっと勉強して診断精度や治療技術を向上させていきたいです。さらに学んだことを農家に還元して、診療や人工授精などを通じて農家の成長に寄与していきたいと考えています。

Q 後輩へ一言、アドバイスをお願いします。

近年、産業動物の分野は農家も獣医も若い人が少なくて後継者不足に困っています。そのため労働環境の整備や、講習会やセミナーなど若手獣医師の育成にも力を入れており、やる気さえあればどんどん成長できる環境が整っています。また休みもきちんとあり、遊んだり勉強会に参加したりと自分のペースで大動物に関わることができます。興味はあるけど牛や馬は怖そうとか、先輩獣医や農家が怖そうとか思っている人でも、一度実習に来て現場を体験してみてください。
きっとより大きな魅力を感じられると思います。

平成28年3月作成






Q 臨床獣医師として、やりがい、生きがいを感じることは?

治療をしていた牛が回復し元気に餌を食べているのを見たとき、また少しずつでも農家さんや牛に対して自分にできることが増えていると感じるとき、この仕事にやりがいを感じます。
また、治療を継続している牛については毎日農家さんに出向き診療を行うため、前日の診断・治療が正しかったかどうか翌日の牛の状態を見て知ることができ、臨床に携わる上でとても恵まれた環境だと感じます。
治療がうまくいかず悩むことも多々ありますが、診療所の先輩方の力を借りながら診療に励んでいます。

Q これからの希望は?

自分自身の得意分野を持ち、それを活かして個体の治療にとどまらずその背景にある農家さんの問題を一緒に解決していけるような獣医師なりたいです。
一人で診療を始めて4ヵ月、まだ判断に迷ってしまうことも多くあるので、今は農家さんの信頼を得られるよう、とにかく見落としをせず正確に牛の状態を把握し治療につなげられる一人前の獣医師になることが目標です。

Q 後輩へ一言、アドバイスをお願いします。

学生時代には大学卒業後どのように獣医師として社会に関わるか考えられる時間がたくさんあります。私自身NOSAIの他にも公務員や動物園などさまざまな職場での実習に参加し、最終的にNOSAIで産業動物臨床獣医師として働くことを決めました。ぜひ様々な職業の現場を実際に体験してみてください。その時に少しでも産業動物臨床に興味を持ってもらえると嬉しく思います。

平成30年3月作成






Q 臨床獣医師として、やりがい、生きがいを感じることは?

具合の悪そうだった牛や馬が元気になった姿を見ると、やりがいを感じます。目の前の動物の命、また農家さんの生活が懸かっている緊張感のある現場で、いかに的確な判断を下せるか、大きな責任が伴う仕事です。自分だけではわからないときには先輩に相談し、悩みながら診療を行っていく中で、農家さんから少しでも信頼していただけていると感じられた時は大きなやりがいを感じます。経験を積むごとに出来ることが増えていく嬉しさも、仕事のモチベーションアップにつながっています。

Q これからの希望は?

私はNOSAIへ就職して6年目になりますが、それでもまだ、今までに経験したことのないような症例に出会うこともあり、自分の力不足を感じることもあります。常に向上心を持って、今後も診療技術の研鑽に励みたいと思っています。また、繁殖成績の改善や、より良い飼養環境を提案するなど、病気の家畜を治療すること以外にも獣医として携わることのできる問題が多くあります。これからは、農家さんにもっと寄り添った考えを持てる獣医になれるよう心掛けていきたいと思っています。

Q 後輩へ一言、アドバイスをお願いします。

私は学生の時にあまり多くの実習へは行きませんでした。卒業後、小動物病院に1年間勤務したあと、学生の時から興味のあった大動物臨床のできるNOSAIへ転職し、大動物臨床の様々な魅力に触れ、現在に至ります。今でも、学生の間にもっと多くの分野の実習に行っておけば良かったと思うことがあります。いろいろな職種の体験をしてみるというのは、学生の時期を過ぎるとなかなかできません。ぜひ、様々な分野の実習へ行ってみてください。その中で、大動物臨床に興味をもっていただけたら嬉しく思います。