臨床の現場から(みなみ北海道) ・・・ 後輩へ送るミニレター ・・・


Q 臨床獣医師として、やりがい、生きがいを感じることは?

一人で往診するようになって数か月、少しずつですが出来ることが増えて、自分の技術向上にやりがいを感じています。そうは言っても、翌日の牛の状態に一喜一憂したり、上手くいかず落ち込んだり、悩みは尽きません。教科書や過去に経験した症例と違う「わからないこと」が日々押し寄せてきますが、同じ病気でも全く同じ症例はないということが臨床の難しさであり、おもしろさでもあると感じています。いつでも相談できる先輩獣医師の方々、そしてやさしく見守ってくれる農家さんに支えられ、毎日あっという間の充実した日々を過ごしています。

Q これからの希望は?

早く一人前の信頼される獣医師になれるよう、知識を増やし技術を磨いていきたいです。焦りはありますが、マイペースに長くこの仕事を続けていきたいと思っています。将来は自分の好きな分野で何か新しい取り組みができるように、学びを続けていきたいと考えています。また、農家さんと話していると、畜産に関することだけでなく、考え方や生き方についても勉強になることがたくさんあります。そういった貴重な話も自分の人生の糧にしていきたいです。

Q 後輩へ一言、アドバイスをお願いします。

私は消極的な性格ですが、往診に出たら自分ひとり、否が応でもやるしかありません。ですから内気な人でも大丈夫です。体型や体力的に大動物臨床をすることに不安もありましたが、もうすぐ1年が経ちますが、恵まれた勤務環境で元気に働くことができています。また、入学当初は大動物臨床に進むとは考えていませんでした。しかし軽い気持ちでNOSAI実習に参加してみたことがこの道を志すきっかけとなりました。大動物に興味がある人は実習へ行ってみてください。北海道には魅力的な地域がたくさんあります。ぜひ北海道で一緒に働きましょう。





Q 臨床獣医師として、やりがい、生きがいを感じることは?

大動物診療ではその場でできる検査はかなり限られています。血液検査も診療所によっては検査機器がなく、結果が出るのに数日かかります。その中で私たちは触診や聴診などを用い、動物種や年齢・自身の経験などから病態を推測し治療します。時には診断を間違うことや、利益を考えて治療しないことを選択する場合もあります。自分の判断が農家の損害や家畜の生死に直結するため、そこには大きな責任が伴います。それでも常に意識し緊張感を持って診療することに、やりがいや楽しさがあると思います。

Q これからの希望は?

ようやく普段の業務には慣れてきましたが、就職したとき以上に知らないことやできないことが多いと感じています。いつかは新しい診断法や治療法の研究、学会での症例報告などしていきたいと考えていますが、まずは診療業務を一人前にこなせるようになってからなので、もっと勉強して診断精度や治療技術を向上させていきたいです。さらに学んだことを農家に還元して、診療や人工授精などを通じて農家の成長に寄与していきたいと考えています。

Q 後輩へ一言、アドバイスをお願いします。

近年、産業動物の分野は農家も獣医も若い人が少なくて後継者不足に困っています。そのため労働環境の整備や、講習会やセミナーなど若手獣医師の育成にも力を入れており、やる気さえあればどんどん成長できる環境が整っています。また休みもきちんとあり、遊んだり勉強会に参加したりと自分のペースで大動物に関わることができます。興味はあるけど牛や馬は怖そうとか、先輩獣医や農家が怖そうとか思っている人でも、一度実習に来て現場を体験してみてください。
きっとより大きな魅力を感じられると思います。

平成28年3月作成






Q 臨床獣医師として、やりがい、生きがいを感じることは?

治療をしていた牛が回復し元気に餌を食べているのを見たとき、また少しずつでも農家さんや牛に対して自分にできることが増えていると感じるとき、この仕事にやりがいを感じます。
また、治療を継続している牛については毎日農家さんに出向き診療を行うため、前日の診断・治療が正しかったかどうか翌日の牛の状態を見て知ることができ、臨床に携わる上でとても恵まれた環境だと感じます。
治療がうまくいかず悩むことも多々ありますが、診療所の先輩方の力を借りながら診療に励んでいます。

Q これからの希望は?

自分自身の得意分野を持ち、それを活かして個体の治療にとどまらずその背景にある農家さんの問題を一緒に解決していけるような獣医師なりたいです。
一人で診療を始めて4ヵ月、まだ判断に迷ってしまうことも多くあるので、今は農家さんの信頼を得られるよう、とにかく見落としをせず正確に牛の状態を把握し治療につなげられる一人前の獣医師になることが目標です。

Q 後輩へ一言、アドバイスをお願いします。

学生時代には大学卒業後どのように獣医師として社会に関わるか考えられる時間がたくさんあります。私自身NOSAIの他にも公務員や動物園などさまざまな職場での実習に参加し、最終的にNOSAIで産業動物臨床獣医師として働くことを決めました。ぜひ様々な職業の現場を実際に体験してみてください。その時に少しでも産業動物臨床に興味を持ってもらえると嬉しく思います。

平成30年3月作成






Q 臨床獣医師として、やりがい、生きがいを感じることは?

具合の悪そうだった牛や馬が元気になった姿を見ると、やりがいを感じます。目の前の動物の命、また農家さんの生活が懸かっている緊張感のある現場で、いかに的確な判断を下せるか、大きな責任が伴う仕事です。自分だけではわからないときには先輩に相談し、悩みながら診療を行っていく中で、農家さんから少しでも信頼していただけていると感じられた時は大きなやりがいを感じます。経験を積むごとに出来ることが増えていく嬉しさも、仕事のモチベーションアップにつながっています。

Q これからの希望は?

私はNOSAIへ就職して6年目になりますが、それでもまだ、今までに経験したことのないような症例に出会うこともあり、自分の力不足を感じることもあります。常に向上心を持って、今後も診療技術の研鑽に励みたいと思っています。また、繁殖成績の改善や、より良い飼養環境を提案するなど、病気の家畜を治療すること以外にも獣医として携わることのできる問題が多くあります。これからは、農家さんにもっと寄り添った考えを持てる獣医になれるよう心掛けていきたいと思っています。

Q 後輩へ一言、アドバイスをお願いします。

私は学生の時にあまり多くの実習へは行きませんでした。卒業後、小動物病院に1年間勤務したあと、学生の時から興味のあった大動物臨床のできるNOSAIへ転職し、大動物臨床の様々な魅力に触れ、現在に至ります。今でも、学生の間にもっと多くの分野の実習に行っておけば良かったと思うことがあります。いろいろな職種の体験をしてみるというのは、学生の時期を過ぎるとなかなかできません。ぜひ、様々な分野の実習へ行ってみてください。その中で、大動物臨床に興味をもっていただけたら嬉しく思います。

平成31年3月作成